広島で被爆し12歳で亡くなるまで鶴を折り続け、「原爆の子の像」(広島市)のモデルとなった佐々木禎子さんを追悼する集いが6日、福岡市で開かれた。同市に禎子さんの墓があることから福岡静吟会が1977年から主催し、43回目。参加者は墓前に折り鶴を手向け、平和への思いを胸に刻んだ。

 禎子さんの兄雅弘さん(78)=福岡県那珂川市=は「毎年の墓参りに心よりお礼申し上げる。皆さまの心はきっとつながっていく」とのメッセージを寄せた。

 会のメンバーら約25人は、千羽鶴が飾られた福岡市の会場に集合。代表の藤茂文さん(81)は「核兵器のない世界を切に願う」と呼び掛けた。