大阪府の吉村洋文知事は6日、自身が受け取った夏の賞与手取り分の全額約40万円を、西日本豪雨で被災した広島市に寄付したと明らかにした。同日付で市の口座に振り込んだ。

 3月まで大阪市長だった吉村氏は本年度の全国学力テストで、小学生の国語について大阪市が最下位となったことから、今夏の賞与は受け取らないと明言。大阪府に返上すると公選法が禁じる選挙区内への寄付行為に当たる恐れがあるため「被災地で、母親の出身地でもある広島市にした」と説明した。

 吉村氏は広島市役所で記者会見し「寄付が少しでも役に立てばと思う」と話した。