4月の大阪市議選で、選挙カーでアナウンスする運動員の手配を依頼し不正に報酬を支払ったとして、公選法違反(買収)の罪に問われた大阪市議不破忠幸被告(53)=大阪維新の会を離党=に大阪地裁は6日、懲役1年、執行猶予5年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。

 中川綾子裁判長は判決理由で、運動員の手配は得票が目的で選挙運動に当たり「対価を渡せば買収になるのは明らかだ」と指摘。手配を依頼した仲介者に支払った額が運動員報酬の法定上限を超えており「上回る分が報酬に充てられる認識はあった」と判断した。

 被告は「違法との認識はなかった」と無罪を主張していた。