鹿児島県出水市で大塚璃愛来ちゃん(4)が死亡し、暴行容疑で20代母親の交際相手の日渡駿容疑者(21)が逮捕された事件で、県中央児童相談所(鹿児島市)や自治体が、母親の妊娠や交際相手の存在を認識していた一方、容疑者との同居を把握していなかったことが6日、各機関への取材で分かった。

 児相は「プライバシーの壁があった」と説明したが、専門家は「実情を調べる権限や役割があるのに、怠った」と指摘する。

 母子が7月に同県薩摩川内市から出水市に転居した際には、妊娠や交際相手がいるといった情報が引き継がれた。しかし、出水市は「容疑者との同居は逮捕時の報道で知った」という。