【ワシントン共同】米ロスアラモス国立研究所のヘッカー元所長らは4日、北朝鮮が米朝非核化交渉中も核開発を続け、過去約1年半に新たに核兵器10個に相当する核物質を増産した可能性があるとの分析結果を公表した。米政府が交渉で北朝鮮・寧辺の核施設の廃棄などを優先させるべきだとして段階的な非核化交渉の必要性を強調した。

 ヘッカー氏らは北朝鮮が2017年時点で、核爆弾約30個分に当たる核物質を保有していたと推定。同年9月以降、核実験は実施していないが、核爆弾の改良を続けている可能性も指摘した。

 「米国が長く待つほど(北朝鮮の)核の脅威は増大する」と強調した。