日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)と元取締役グレゴリー・ケリー被告(62)が金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の罪で起訴された事件で、東京地裁は5日、争点を絞り込む公判前整理手続きを非公開で実施した。弁護側によると、地裁は早ければ来年3月に初公判を開くとの見通しを明らかにした。

 起訴状によると、ゴーン、ケリー両被告は2011年3月期~18年3月期のゴーン被告の役員報酬を、実際より90億円余り少なく記載した有価証券報告書を提出したとしている。

 次回の公判前整理手続きは今月27日で、その後10~12月に各1回ずつ開かれる。