昨年10月、山口県柳井市と同県周防大島町を結ぶ大島大橋に貨物船が衝突し町のほぼ全域が断水した事故で、住民96人が精神的苦痛を受けたとして、船を所有するドイツの海運会社に慰謝料など計約1580万円の損害賠償を求めて山口地裁岩国支部に提訴したことが5日、分かった。

 提訴は7月30日付。訴状などによると、昨年10月22日の事故で、唯一の陸路である橋の通行制限や、橋を通っていた水道管の切断による1カ月以上の断水で生活に多大な支障が生じたとして、1人当たり15万円の慰謝料などを求めている。