東京都目黒区で昨年3月、船戸結愛ちゃん=当時(5)=が両親から虐待され死亡したとされる事件で、保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親優里被告(27)の裁判員裁判が5日、東京地裁で開かれた。結愛ちゃんが東京への転居前に通っていた香川県の病院の医師が証人として出廷し「助けられるのは母親しかいなかった」と話した。

 証言によると、2017年8月に診察した際、結愛ちゃんの左太ももにあざがあり「パパにされた」と言われた。結愛ちゃんに手を上げないよう優里被告と約束したが、9月の診察では「うそをつくから夫が手を上げた」と話したという。