イマニュエル・ウォーラーステイン氏(米社会学者、歴史学者)8月31日、感染症のため米東部コネティカット州ブランフォードの自宅で死去、88歳。娘が取材に明らかにした。

 30年ニューヨーク生まれ、コロンビア大で修士、博士課程修了。植民地時代のアフリカ諸国の研究を通じ、歴史的な資本主義の拡大を大きな視野からとらえた「世界システム論」を提唱し、注目された。

 ニューヨーク州立大ビンガムトン校教授、エール大上級研究員などを歴任した。「近代世界システム」「ポスト・アメリカ」「ヨーロッパ的普遍主義」など多数の著作が日本でも出版された。(ニューヨーク共同)