南米チリで8月末に開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)実務者会合で、日韓両政府の代表が日本による対韓輸出規制強化を巡って応酬していたことが分かった。議長国のチリが、最初に問題提起した韓国に「2国間の問題をAPECの場に持ち込むべきではない」と注意した。日本政府関係者が4日、明らかにした。

 外務省関係者によると、国際会議で議長が特定国を名指しで注意するのは珍しい。日本が8月初めに輸出管理で優遇措置を取っている国から韓国を外す方針を閣議決定して以降、国際会議の場で日韓が応酬を繰り広げるケースが相次いでいる。