三菱ケミカルホールディングス(HD)は4日、人工知能(AI)を活用し、豚の鳴き声などの音声から豚の健康状態を把握するシステム開発を目指し、宮崎大などと共同研究を始めたと発表した。

 経験豊富な飼育員が鳴き声やせき、呼吸の荒さから豚の状態を把握するように、システムが音声を分析し、豚の呼吸器系の疾病や発情期の兆候を検知したり、子豚への授乳状況を測定したりして成育や健康の管理に役立てる。

 畜産業界は人手不足が深刻化しており、システムの活用によって豚の状態把握に割く時間の減少や飼育員の負担軽減につなげたい考え。