日銀の黒田東彦総裁は4日、金融とITが融合したサービス「フィンテック」をテーマに都内で開かれた会合であいさつし、銀行が企業との協力でフィンテックを活用することによって「新たな成長の源泉を生み出すことになる」との見方を示した。

 黒田氏は企業会計ソフトを開発する企業を例に挙げ、蓄積したさまざまな会社の会計情報を活用すれば、融資の際のコスト削減などにつながると指摘。金融機関にとってはフィンテック企業との連携で「新たな顧客を開拓し、成長機会を確保することもできる」との見方を示した。