三重、奈良、和歌山の3県で死者・行方不明者が88人に上った2011年の紀伊半島豪雨から8年がたち、和歌山県那智勝浦町で4日未明、犠牲者の遺族らが、同町での死者・行方不明者数と同じ29個のキャンドルに火をともし、犠牲者を悼んだ。

 キャンドルは、中学3年だった岩渕紘明さん=当時(15)=の同級生が地域の子どもたちと一緒に手作りした。那智勝浦町の那智川流域で災害が発生し始めたとされる午前1時、同町の井関地区にある「紀伊半島大水害記念公園」に並べたキャンドルに点火。参列者が黙とうをささげた。