宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3日、探査機はやぶさ2が8月29日に姿勢制御装置の異常を検知し、一時的に通信など必要最小限の機器だけを作動させる「セーフホールド」状態になったと発表した。探査機は既に正常の状態に戻っているという。

 JAXAによると、問題があったのは姿勢制御のための「リアクションホイール」と呼ばれる装置。昨年10月以降は使用していなかった予備機器の動作確認の際に不具合を検知した。

 セーフホールド状態になったことで、はやぶさ2は移動してしまった。JAXAは小惑星りゅうぐう上空20キロの元の位置に戻す作業を進めるとともに原因を調査している。