厚生労働省は30日、診療実績の乏しい全国の公立・公的病院の再編・統合を巡り、民間病院の診療実績データも近く公表する方針を固めた。データを比較することで、26日に名称を公表された424の公立・公的病院が民間で担えない診療を行っているかなど、地域の医療体制の見直しに向けた本格的な検討を促す。

 公表対象は、全国の民間病院のうち重症患者向けの「高度急性期」、一般的な手術をする「急性期」に対応できる約3千病院。厚労省は、具体的にどのようなデータを開示するか、検討を急ぐ。

 厚労省によると、再編・統合には、病院の統廃合だけでなく、病床数を減らすといった対応も含まれる。