東京大は30日、長野県木曽町の木曽観測所に、広範囲の天体を動画撮影する世界初のカメラと観測データを即時に解析する人工知能(AI)ソフトを備えた、新型観測装置「トモエゴゼン」が完成し、10月1日から本格稼働すると発表した。爆発直後の超新星や、地球に衝突する恐れのある小惑星の観測が期待できるという。

 トモエゴゼンのカメラは計1億9千万画素の高感度イメージセンサーを搭載。オリオン座の下半分に相当する範囲を一度に動画で捉え、一晩の観測で映画約1万本分の宇宙の動画データを収集する。

 東京大学の酒向重行助教は「宇宙の姿に迫ることが期待できる」と話した。