東京電力は30日、福島第1原発で放射性物質に汚染された機材を保管するサイトバンカ建屋に昨年11月以降、想定外の地下水が流れ込み、今年8月に流入対策を完了するまでに約8千トンの汚染水が発生したと明らかにした。福島県いわき市で開かれた経済産業省の廃炉・汚染水対策現地調整会議で報告した。

 東電によると、同建屋への地下水流入量は1日あたり約5トンだったが昨年11月以降、最大で同約40トンに急増。地下に埋められたビニールホースが排水口とつながって流入源となっていたことが判明し、ふさぐ対策を終えた。流入量は1日あたり0・2トン程度に減ったという。