宇宙から飛来する重力波を観測する望遠鏡「かぐら」が岐阜県飛騨市の地下に完成し、東大宇宙線研究所は30日、施設内部を報道陣に公開した。年内にも稼働を開始。重力波を初検出し2017年のノーベル物理学賞に輝いた米国の望遠鏡LIGO(ライゴ)などとともに世界の重力波観測網に加わり、宇宙誕生の謎に迫る。

 重力波望遠鏡としては世界で4基目と後発だが、性能を生かせば欧米の望遠鏡がまだ成功していない超新星爆発の初観測を狙うこともできる。東大の大橋正健教授は「ぜひ挑戦したい」と快挙達成に照準を合わせた。