菅義偉官房長官兼拉致問題担当相は30日、北朝鮮から帰国した拉致被害者5人が住む新潟、福井両県の3市長と首相官邸で面会した。拉致問題の早期解決を求める要望書を受け取り「重く受け止める。時間との闘いであり、政府として全力を挙げて取り組みたい」と決意を示した。

 要望書は2002年に5人の拉致被害者が帰国して以降、一人も帰国が実現していないことを「遺憾な状態だ」と指摘。全ての被害者の即時帰国に向け、日朝首脳会談の早期実現などを求めた。

 面会に訪れたのは、新潟県柏崎市の桜井雅浩、同県佐渡市の三浦基裕、福井県小浜市の松崎晃治各市長。