政府の統計不正の再発防止策を話し合う総務省の統計委員会は30日、会合を開いた。毎月勤労統計の重点的な検証結果を盛り込んだ報告書を正式決定。統計の調査手法などを積極的に情報公開し、透明性の高い作業環境づくりを促すことなどが柱になる。外部の目を光らせることによって再発防止につなげる。

 報告書では、詳細な調査手法の公開に加え、業務マニュアルを整備して全ての職員が作業内容を把握できるようにすることを求めた。特定の職員が長期に業務を担い、不正が見過ごされてきた反省を踏まえた。外部の研究者にとって調査データを利用しやすくする環境整備も促している。