外国人観光客のマナーが問題化している京都市東山区の祇園町南側の「花見小路」周辺で30日、マナー情報をスマートフォンへのプッシュ通知で知らせる実証事業が始まった。一帯は、お茶屋など伝統的な家屋が立ち並ぶ人気のエリアで、マナーの改善が見られるかどうかを検証する。

 プッシュ通知は、訪日外国人向けの観光案内アプリをインストールしたスマホか、宿泊施設で貸し出す端末が対象。周辺に近づくと、通知が自動的に届く。芸舞妓への無断での写真撮影に加え、私有地への立ち入りなどをやめるよう求める。英語と中国語に対応している。

 同地区の住民が3月、京都市に対策を要望していた。