公的年金だけで生活費を賄うのは難しい―。民間の調査会社のアンケートで、50代の正社員男性の約半数がそう回答した。金融庁の審議会は6月、「95歳まで生きるには夫婦で2千万円の蓄えが必要になる」との報告書を公表したが、年金だけでは老後生活が厳しいと感じる人が潜在的に多い実態が浮き彫りになった。

 調査は高齢社会に関する研究をしている公益財団法人「ダイヤ高齢社会研究財団」(東京)が2月、50代の正社員男性にインターネットで実施。50~54歳と55~59歳のそれぞれ309人が有効回答を寄せた。