【香港共同】ロイター通信は3日までに、香港政府トップの林鄭月娥行政長官が8月下旬、非公式会合の場で「もし選択肢があるなら、真っ先に辞任して深く謝罪したい」と述べたとする音声を公開した。発言は英語で、林鄭氏は「逃亡犯条例」改正案を巡る問題が「国家の主権や安全のレベル」に発展したと指摘、自身の政治的な裁量は限られているとした。

 林鄭氏は3日の定例会見で「非公開会合の内容が公開されたのは非常に不適切」と述べ、音声は自分のものと事実上認めた。その上で「中国政府に一度も辞任を申し出たことはない」と強調、続投の意向を改めて表明した。行政長官の任免権は中国政府にある。