国体の総合開会式出席などで茨城県を訪れている天皇、皇后両陛下は29日、日立市で国体の卓球競技を観戦された。続いてウミウの捕獲場も訪問。特別列車で帰京した。

 両陛下は午前、会場の体育館で、成年男子と成年女子の試合を観戦。関係者の解説に何度もうなずきながら、激しいラリーが続く試合の行方を真剣な表情で見守った。

 午後は、全国の鵜飼地に向けて、唯一ウミウを捕獲、供給している国民宿舎「鵜の岬」を視察。おとりのウを使って仲間を誘い込む岸壁の捕獲場で説明を受けた。陛下は「技術を習得するのは大変でしょう」と捕獲技術保持者に声を掛けた。