消費税率が10月1日に10%に引き上げられるのを前に、税率8%で迎える最後の休日となった29日、各地の小売店では駆け込み購入がピークを迎えた。2014年4月の前回増税後には駆け込みの反動と節約志向の高まりで大きく消費が落ち込んでおり、今回も景気の先行きに懸念は消えない。政府は軽減税率の導入に加えてキャッシュレス決済へのポイント還元など手厚い増税対策を用意するが、複雑な制度に混乱は必至だ。

 百貨店や家電量販店では高額品を中心に需要が盛り上がっている。三越伊勢丹ホールディングスでは、40万~50万円台の高級時計が好調だ。