【ウィーン共同】オーストリア中道右派、国民党のクルツ内閣に対する不信任案可決に伴う国民議会(下院、183議席)の解散総選挙が29日行われた。クルツ前首相(33)と連立を組んでいた右派、自由党前党首の醜聞が発端だが、責任追及の風は吹いていない。最大野党の中道左派、社会民主党は伸び悩み、国民党が第1党の公算だ。

 単独過半数を得る党はないとみられ、選挙後の連立協議が焦点。大勢判明は29日夜(日本時間30日未明)の見通し。

 世論調査では約60%が醜聞と今回の投票は無関係と回答、解散前と各政党の勢力図は変わっていない。