群馬県の山本一太知事が28日、昨年8月に県の防災ヘリコプターが墜落した事故現場を初めて訪れ、亡くなった乗員9人を追悼した。「事故を決して繰り返してはならない」と再発防止を誓った。

 山本知事は約2時間かけて整備されていない山道を登り、墜落現場にある仮設の慰霊碑に献花した。遺族から登山道の整備を求める声が上がっていることについて、「高齢の方が登るには難しい道もあった。気持ちを聞いて最良の方法を考えたい」と記者団に述べ、前向きな姿勢を示した。

 事故は昨年8月10日に発生。登山道の視察をしていた防災ヘリ「はるな」が群馬県中之条町の山中に墜落し9人が死亡した。