日本の原子力史上で初めて被ばくによる死者が出た茨城県東海村の臨界事故の翌2000年度から18年度までに、全国の原子力関連施設で発生した事故や故障のトラブル報告が336件に上ったことが28日、原子力規制庁への取材で分かった。

 原子力業界の安全神話に警鐘を鳴らした臨界事故から30日で20年。報告は、深刻度を示す国際評価尺度(INES)がレベル0(安全上重要でない)や評価対象外の事案が約9割を占めたものの、同事故や11年の東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえ、不断の安全意識向上が求められる。