北海道の旭川大が、全国でも珍しい仮想現実(VR)技術を使った看護師教育に取り組んでいる。学内の実習では模擬患者や人形を相手にすることが多く、病院実習も期間に限りがある。VRで体験を重ね、就職後の想像と現実のギャップを埋めて離職を防ごうとする取り組みだ。

 同大保健福祉学部の宮崎剛司助教(40)(情報通信技術教育)が本年度から導入した。日本看護協会(東京)によると、2013~17年度の新卒看護職員の離職率は7%超。宮崎助教は背景に就職後のギャップがあるとして研究を進めてきた。