【ニューヨーク共同】2月に96歳で死去した日本文学研究者ドナルド・キーンさんのお別れの会が27日、母校のニューヨークのコロンビア大で開かれた。同大名誉教授も務めていたキーンさんの業績を元同僚や教え子ら約200人が振り返り、人柄をしのんだ。

 同大のドナルド・キーン日本文化センターのデイビッド・ルーリー所長は、高校時代にキーンさんの著作を読んだのが日本文学との出合いだったと説明。「戦後の時期、日米の相互理解に彼が果たした功績は、いくら評価してもしきれない」とたたえた。

 養子のキーン誠己さんは「父はコロンビア大と教え子たちを一番の誇りにしていた」と話した。