【ブリュッセル共同】安倍晋三首相は27日(日本時間同)、ベルギー・ブリュッセルで開かれた欧州連合(EU)の関連会合で基調講演し、東欧やアフリカでEUと協力して質の高いインフラ整備を進める考えを表明した。巨大経済圏構想「一帯一路」を掲げて影響力を広げる中国の動向が念頭にある。インフラ整備の強化に関するEUとの合意文書にも署名した。

 首相は講演で、日本とEUをユーラシア大陸の東西に位置し「共通の価値観を奉じる二つの頑丈な柱だ」と強調。双方が協力してインド太平洋や西バルカン諸国、アフリカで道路や港湾などのインフラを整備し、連結性を強化したいとの意向を示した。