関西電力の八木誠会長(69)や岩根茂樹社長(66)ら20人が高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役森山栄治氏(今年3月に90歳で死亡)から総額約3億2千万円相当の金品を受領していた問題で、6月に退任した豊松秀己元副社長(65)が最も多い額を受け取っていたことが27日、関係者への取材で分かった。

 豊松氏は原子力事業本部長を務め、原発が集中して立地する福井県に出向き、対応に当たることが多かった。森山氏は、原発関連分野の担当者を中心に金品を提供していたとみられる。

 菅義偉官房長官は「不透明な形で長年にわたり金品を受領していたのは大変な問題だ」などと発言した。