農林水産省は27日、豚コレラ対策で豚へのワクチン接種実施の前提となる防疫指針改定の手続きを、早ければ10月中に完了する方針を明らかにした。改定が終われば都道府県知事の判断により養豚場などで接種を行う環境が整う。農水省は期限切れが迫り廃棄予定だったワクチンも先行活用するため今後2カ月以内の接種を目指しており、手続きを急ぐ方針。

 ただワクチンを接種した地域の豚を域外と区別して管理することで未接種の豚の輸出に支障が出るのを抑えようと検討してきた回避策については、事実上断念する。