三井住友銀行が、蓄えが底を突く時期を示す「資産寿命」を人工知能(AI)が推計して「見える化」し、顧客に示すシステムを12月にも全国の店舗へ導入することが27日、分かった。長寿化が進む中、老後の不安を和らげる適切な備えを促す。推計には資産の現状や収入、家族構成に加え、リタイア後の理想の暮らし方も反映させる。

 三井住友銀は、推計結果を活用して顧客ごとにきめ細かい資金計画を立てることで、投資信託や保険などの金融商品を適切なタイミングで提案できると期待している。将来は行政機関や外部企業と組み、人生設計の提案もできる情報プラットフォームに育てたい考えだ。