愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で中止となった企画展「表現の不自由展・その後」を巡り、不自由展の実行委員会が展示再開を求めた仮処分の審尋が27日、名古屋地裁で開かれ、不自由展側は10月1日に中止前の状態で展示を再開するよう芸術祭の実行委に和解を提案した。

 不自由展側の中谷雄二弁護士によると、県の検証委員会が今月25日の中間報告で再開条件として挙げた「展示方法や解説の改善」について、不自由展側は27日の審尋で、元慰安婦を象徴した少女像など全ての作品を中止前の状態に回復した上で、再開の前後で協議に応じると提案した。