政府は27日、特殊詐欺に使われた固定電話番号を使用停止にする新対策の運用を始めた。携帯電話に代わり、転送サービスを使って固定電話の番号を表示させる手口が急増しているためで、警察の要請を受けて大手通信事業者が停止手続きを行う。詐欺グループに番号を売り渡す業者への新規契約も凍結する。

 6月の犯罪対策閣僚会議で決定したプランに基づく措置で、総務省と警察庁が事業者に協力を求めていた。重要な社会インフラとして規制外となっていた固定電話の遮断に踏み切り、官民一体で深刻な被害に歯止めをかける考えだ。