国立感染症研究所は27日、エボラ出血熱など危険な5種類の感染症の原因ウイルスを輸入したと発表した。2020年の東京五輪・パラリンピック開催による訪日客の増加に備え、検査体制を強化するのが目的。

 関係者によると、25、26日に東京都武蔵村山市の庁舎に搬入した。アフリカの一部で流行中のエボラ熱やラッサ熱のほか、南米出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、マールブルグ病の原因ウイルスで、海外の研究機関から提供された。いずれも日本に存在していなかった。感染症法では最も危険な病原体に分類されている。

 昨年11月、感染研は5種類のウイルスを輸入する意向を表明していた。