埼玉県熊谷市で2009年に小4男児が死亡したひき逃げ事件に絡み、証拠品として保管していた遺品の腕時計を紛失したことを隠すため、目録文書を破棄したとして、県警が公文書毀棄と虚偽公文書作成・同行使の疑いで、男性元警部補(61)を書類送検する方針を固めたことが26日、分かった。

 捜査関係者によると、書類送検容疑は、県警交通捜査課に所属していた15年9月、男児の腕時計などを預かった記録として遺族に交付した押収品の目録文書を、遺族から回収して破棄した上、「腕時計」の記載を削除した虚偽の文書を新たに作成して交付した疑い。元警部補は既に定年退職している。