企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」への補助金の不交付を文化庁が決めたことに対し、大村秀章知事は26日、県庁で記者団に「合理的な理由がない。裁判で争いたい」と述べた。知事は「憲法21条の重大な侵害」として表現の自由を争点とする構えで、文化庁の決定には批判が広がる可能性もありそうだ。

 一方、萩生田光一文部科学相は同日、不交付について形式上の不備を指摘し「検閲には当たらない」と強調。企画展での元慰安婦を象徴した少女像の展示は判断に影響していないとの認識を示した。省内で記者団の質問に答えた。