福島第1原発で増え続ける処理水に関し、東京電力は26日、今後予定される溶融核燃料(デブリ)の取り出しに必要な設備などの建設スペースを考慮すると、保管タンクを現在の計画より大幅に増設するのは困難だとの見解を改めて明らかにした。27日の政府小委員会会合で説明する。

 東電は2020年末までに計137万トン分のタンク容量確保を計画しており、これらは22年夏ごろに満杯になると試算。前回会合では海洋放出などの処分の他に継続保管についても本格議論が始まったが、東電はタンク増設は困難との考えを示した。委員からは敷地拡大の余地がないかなどの意見が出た。