大阪(伊丹)空港の保安検査場で係員が乗客の刃物を見逃した問題で、全日空が手荷物検査のやり直しを始めた際、刃物を持ち込んだ乗客は既に航空機に搭乗して出発済みだったとみられることが26日、同社への取材で分かった。係員がミスを申告してから全便の運航を見合わせるまで約2時間半かかっており、対応が後手に回った格好だ。

 全日空によると、これまでに刃物を使ったトラブルは確認されていない。午後5時半時点で大阪空港発着の28便が欠航し、遅れも含め約8千人に影響が出た。