厚生労働省は26日、2018年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた概算の医療費が前年度から約3千億円増の42兆6千億円となり、過去最高を更新したと発表した。伸び率は0・8%。1人当たりの医療費は4千円増え33万7千円だった。厚労省は高齢化や医療の高度化が影響したとみている。

 1人当たり医療費は、75歳未満で22万2千円だったのに対し、後期高齢者の75歳以上では4倍を上回る93万9千円に達した。22~25年に団塊世代が後期高齢者になり、さらに医療費の膨張が見込まれている。

 概算の医療費は患者の窓口負担や公的医療保険などを合計した。