2004年を最後に静岡県伊東市で行われていなかった伝統漁法「イルカ追い込み漁」について、「いとう漁協」(伊東市)は26日、水産庁から付与された19年度の捕獲枠は計57頭で、10月から解禁すると明らかにした。「食用捕獲」は行わず、水族館などでの飼育用に提供するための「生体捕獲」に限定する。

 漁協関係者によると、明治時代から行われてきた追い込み漁は、国際的な批判の高まりや、イルカが少なかったことなどから、05年以降は中断。15年に伊豆半島ジオパーク(静岡県)の世界ジオパーク認定が保留された際には、追い込み漁が理由の一つとされた。