シャープは25日、冷蔵庫を製造していた八尾工場(大阪府八尾市)のラインを止め、白物家電の国内生産を終了した。関係者が明らかにした。今年9月までに終了すると昨年8月に明らかにしており、計画通りの終了となった。1956年に始まったシャープの国産白物家電の歴史は63年で幕を下ろした。

 シャープを傘下に収める台湾・鴻海精密工業出身の戴正呉会長兼社長の進める経営改革の一環となる。冷蔵庫の生産は9月からタイの自社工場などに順次移しており、コスト競争力の強化と海外での販売拡大を図る。八尾工場の雇用は配置転換などで維持する。企画開発は国内で続ける。