水産庁は25日、ナマコやアワビなどの密漁を防ぐため、取った場所などを明示した公的な証明のない水産物の流通を規制する「漁獲証明制度」の導入に向け、早ければ来年の通常国会に新法を提出する方針を明らかにした。当面は国内流通の規制を目指すが、ナマコは密漁品の輸出が暴力団などの資金源になっていることから、将来的に制度を輸出規制に活用することも視野に入れる。

 国際的な取り決めに基づく同様の規制はクロマグロなどでも実施しているが、日本独自では初の導入となる。

 この日は有識者や漁業関係者などによる検討会の初会合を開き、具体的な制度設計の議論に着手した。