熊本県水俣市で高岡利治市長は25日、水俣病被害者・支援者連絡会と面会し、原因企業チッソが市内にある傘下企業の工場閉鎖を決めたことに関して「行政として従業員の生活安定のために努力している。今後チッソには情報共有の働き掛けをしたい」と述べた。

 連絡会からは8人が参加し、事務局の元島市朗さん(64)は「チッソは市民に苦しみを与えた責任がある。きちんと説明責任を果たさせてほしい」と求めた。

 工場は液晶パネル用の電子部品などを製造しており、チッソは8月にパネル価格の下落で採算が悪化したため2020年3月末までに生産を終える計画を発表した。