【ニューヨーク共同】安倍晋三首相は24日(日本時間25日)、米ニューヨークで行った国連総会一般討論演説で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と前提条件を付けずに会談する意欲を重ねて示した。北朝鮮側は、実際には日本人拉致問題などを取り上げる立場だとして「矛盾している」(宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使)と冷淡な反応を見せており、実現は見通せない。

 首相はトランプ米大統領や中国の習近平国家主席ら、金氏と会談した首脳を通じ、拉致問題解決を働き掛けてきた。しかし、主体的な取り組みが重要だとして、「問題解決に資する会談」と前提条件を置いていた姿勢を変更した。