【パリ共同】スペイン最高裁は24日、左派サンチェス政権が昨年、1939~75年に独裁体制を敷いたフランコ総統の墓を国立の慰霊施設から移動させるとした決定について、遺族の異議申し立てを退け、移設を認める判決を言い渡した。

 最高裁の発表は判事6人全員一致の判断としたが、理由には触れていない。スペインのメディアによると、判決は数日中に公表される。サンチェス首相は「民主主義の大きな勝利」としたが、遺族は憲法裁判所に異議を申し立てる構えも示しているとされ、まだ紆余曲折を経る可能性がある。