【ロンドン共同】英最高裁は24日、10月末の欧州連合(EU)離脱期日の直前まで議会を閉会させたジョンソン首相の措置を巡り「正当な理由なく議会の機能を妨げた」と指摘した上で違法だとする判決を言い渡した。政権には大きな打撃となり「合意なき離脱」も辞さない構えで離脱強行を目指す戦略に影響を及ぼすのは必至。野党陣営からは首相の辞任を要求する声が相次いだ。

 判決は、議会の閉会は「われわれの民主主義の基礎に極めて深刻な影響を及ぼす」と判断した。その上で、政府による閉会措置を無効とし、今後の措置を議会側に委ねた。