日本臓器移植ネットワークは24日、愛媛県内の病院に急性脳症で入院していた6歳未満の男児が23日午後6時半、臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。家族が臓器提供を承諾した。6歳未満の脳死の公表は14例目。

 心臓は東京女子医大病院で10歳未満の女児に移植。肺は血液型など条件が合う人がいなかった。肝臓、膵臓、腎臓、小腸の移植は医学的理由で断念した。

 6歳未満の子どもは脳の回復力が強いと考えられているため、脳死判定の基準を厳しくしている。通常は6時間以上空ける2回の検査の間隔を、24時間以上とし、18歳未満の場合は虐待の形跡がないことも確かめる。